日本の原発はすでに5月に全停止した。もう二度と動かさないで廃炉すればいい。節電もしよう。産業構造の変化もすすめよう。テレビも消そう。
原発推進が生み出した文化などあるのだろうか。原発推進と再稼働には、利権は感じても文化の香りはしない。一方、脱原発は多くの文化を生み出した。各自がそれぞれのやり方で表現する。まさに国民の声。この多様性こそ、市民メディアがマスコミに勝つ鍵だ。そして多くの歌も生まれた。でも、ここに紹介する歌はテレビでは流されない。なぜだろうか?
1986年チェルノブイリ原発事故後の1988年、忌野清志郎は「37個も建っている原子力発電所がまだ増える」「それでもテレビは言っている。日本の原発は安全です」と歌った。そして54基。原発事故が起きた。忌野清志郎『サマータイムブルース』
多くの人たちが力をもらっている。斉藤さんの勇気にありがとう。本当にずっとウソだった。そして今もまだウソをつき続けている。しかし私たちはもうだまされない。斉藤和義『ずっとウソだった』
これもテレビでは流さない名曲。割烹着〜ず「ラブ・ミー・テンダー」、忌野清志郎の魂をお母さんたちが歌う。UAさんもいるよ。子供を守るお母さんたちはかっこいい!利権まみれの男たちよ目を覚ませ!
原発と放射能から子供を守ろうとお母さんたち、反面、原発安全を叫ぶ嘘つき原子力学者、放射能は安全だと言って子供を被曝させる放射線学者、マスコミ、政治家、みんな利権まみれで良心のない男だらけ。歌は「Oh my darling, I love you. 目を覚ましな」で終わる。お父さんも変われ!
電力会社、マスコミ、政府の愚かさと非人間性を歌と演出で風刺した尾米タケル之一座『絶対原子力戦隊スイシンジャー』利権にしがみつく人たちの愚かさを笑い飛ばしてやりましょう。
金吾&きーこ『バイバイ、危険なげんぱーつ』増え続ける放射性廃棄物、補助金依存自治体、原発労働者の被曝、大地と海の放射能汚染、食品汚染、消えた故郷。いったい原発の何がいいんだ。得をする一部の人たち。犠牲者は何の罪もない子供たち。
明るく、しかし鋭く本質に迫る歌、制服向上委員会『ダッ!ダッ!脱・原発の歌』 ♪忘れないよ原発事故のこと ♪覚えておこう被害の大きさ ♪大地と海、2次災害、人の心にまで
橋本美香&制服向上委員会『 原発さえなければ 』 ♪私が育った、この家にもう戻れない ♪原発事故は自然災害ではないから
制服向上委員会『TVにさようなら 』 ♪テレビを見ないと見えてくる、大切な時間が ♪テレビを消したら気がついた、私の生き方を
2012年06月03日
テレビで流されない脱原発の歌
posted by 中山幹夫
| 脱原発