2012年08月12日

原発ゼロ、2030年でなく今すぐ

エネルギー・環境に関する選択肢で下記内容のパブコメを送りました。
政府が示したのは2030年に原発0、15、20−25%のシナリオ。私は2030年でなく今すぐ原発ゼロと書きました。みんなの声で日本の未来を選びましょう。

関連サイト
パブコメで未来を変えよう(環境市民)
「エネルギー・環境に関する選択肢」(政府PDF)
「エネルギー・環境に関する選択肢」へのパブリックコメント(内閣府)


原発ゼロ、2030年でなく今すぐ

火力を停止し、恒久電源も防潮堤も免震棟もない大飯原発を再稼働した事で政府は国民を危険にさらしています。そして猛暑でも稼働中原発は東電0、全国2基だけです。その2基の大飯原発さえも、この夏、本当は関西電力は大飯原発なしでも電力は足りていました。原発0で日本経済は成り立ちます。資源は有限なので、これからはエネルギーを大量に消費する社会を目指すべきでなく、むしろ省エネと脱原発で先進国になる時です。

福島原発で国民が故郷を失い、膨大な国土が汚染された。電力のためにはあまりにも大きすぎる犠牲です。それでも学者も東電も政治家も誰も責任をとらない。怠惰な政府は電力会社の利益ばかりを優先し、日本の未来を担う子供たちを守ろうともしません。

政府は子供たちを安全な場所に移住させることも、避難を支援することもしません。原発事故で食品基準も乳児50ベクレルです。国内の食品も汚染され、今も多くの子供たちの体を蝕んでいます。原発を動かし続ければ、今後も大量の放射性廃棄物がたまり続けます。必ずいつかまた原発事故も起きます。もう二度と悲惨な事故を起こさないために、安全で安心な日本を目指すために、原発0%即時撤廃しかありません。

世界の国土の0.25%しかない日本には世界の火山の7%とマグニチュード6以上の地震20%が集中しています。そして活断層だらけ。しかし電力会社と歴代政府は絶対安全と言って、この地震大国日本に54基(世界の13%)もの原発を建設しました。今すぐ原発ゼロに舵を切らなければ日本の未来はありません。
posted by 中山幹夫 | 脱原発