民主党と自民党の党首選とか維新の会とかで騒いでいるマスコミ。いまだにマスコミは自分たちが国民を導いているつもりでいる。政治が変われば日本が変わると考えている。そんな時代はとっくに終わった。
今の日本を動かしているのは国民の力だ。今すぐ原発ゼロを望む人がこんなにも増え、原発ゼロで電気が余るほど節電できることを、どの政党も予測さえできなかった。これは国民が自発的にツイッタ、ブログなどを活用して声をあげ、英知を共有し、互いに励ましあって実現した成果である。それを理解できない政治は、現実を受け止めることもできない。国民の声を聞かない政府など国民の敵でしかない。
新聞テレビのニュースなどは数カ月遅れ、時に半年遅れである。しかも多くの報道がネットのパクリだ。福島の子供の甲状腺検査は昨年からネットで問題視されていたのに、マスコミ報道は先月。甲状腺検査での不当な扱いについても当事者たちが当初からツイッタなどで訴えていたのに9月になってようやく報道された。市民メディアは量でも質でもスピードでも、政府広報に落ちぶれた思考停止の能無しマスコミを遥かに凌いでいる。
日本を動かすのは自発的で自立的な国民一人一人であり、市民メディアはその原動力である。政治とマスコミの時代は終わった。市民とネットメディアが日本を変える、政治とマスコミは時代に逆らう抵抗勢力だ。
2012年09月12日
市民とネットメディアが日本を変える
posted by 中山幹夫
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